キャンプ好きの皆さん、そろそろキャンプにも最適な季節がやって来ました!
皆さんの「キャンプと言えば・・・」思い浮かぶ事はなんですか?
バーベキューや釣り、ハイキングや釣り、星空鑑賞、焚き火などキャンプには色々な楽しみ方がありますが、これからの時期におすすめなのは蛍鑑賞です!
蛍がたくさん飛ぶ川沿いに蛍鑑賞をしに行くという人もいますが、その蛍鑑賞をキャンプでも楽しむ事が出来るんです!
今回はそんなキャンプでの蛍鑑賞の楽しみ方などについてご紹介したいと思います。
蛍ってどのくらいの種類がいるの?
蛍は一体どのくらいの種類がいるのでしょうか?
普段、蛍についてそこまで意識してない方もいるかと思います。
蛍の種類は世界で言うと約2200種類の蛍がいるそうです。に、2200もだなんて世界中で蛍にそんな大規模な種類がいるとは驚きですね!
では、日本にはどのくらいの種類がいるのかと言うと、約50種類が生息しているのだそうです。
50種類でも結構たくさんいますね。
だけど皆さん、日本に50種類もの蛍がいるなんて知ってましたか?
日本にいる蛍は「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」の3匹が有名なところでしょう。
この3匹の蛍は成虫になってもよく光るので有名ですが、他の蛍は卵や幼虫、サナギの時は光るのに、成虫になると光らなくなるから鑑賞の対象外にならずにあまり知られてないのだそうです。
他の47匹の蛍も光る成虫だったらイルミネーションも顔負けの綺麗な輝きが期待出来そうなのに・・・。
代表的な蛍の特徴
では、代表的な蛍の特徴を紹介したいと思います。
「ゲンジボタル」
日本固有の種で、幼虫が流れのある川に棲む世界でも珍しい蛍です。
成虫の体長は15mm前後と大きく、発光間隔は西日本で2秒間隔、東日本で4秒間隔光ります。
西日本と東日本でなぜ発光間隔が違うのかは、発光に関わる遺伝子が異なるからだそうです。
飛びながらオス同士が点滅をシンクロさせるのが特徴で、光は強く、緑色に光ります。
「ヘイケボタル」
水田など水の流れが少ない所に棲んでいます。
成虫の体長は8mm前後とゲンジボタルより小さく、1回の発光の中で光量のゆらぎ(明減)があるのが特徴です。
メスがオスを誘引する時のメスの光はゆらめかず、強い点滅をします。発光はゲンジボタルよりは弱く、光は緑色です。
「ヒメボタル」
幼虫は林や草地の落ち葉の下に棲む陸生で、成虫も同じところにいます。
体はヘイケボタルよりも小さく、フラッシュのような点滅をします。発光は強く、色は黄色です。
この有名な3匹の他にも光る蛍はいるのでしょうか?
この3匹以外はあまり発光せず、知られてないみたいですが、気になったので調べてみました!
- 1.ツチボタル
幼虫だけでなく、成虫も光る。光の色は緑色で、地面スレスレを飛びます。 - 2.クロホタル
オスだけが光る。光の色は黄色で、地上50mほどの高さで飛びます。 - オオホタル
日本最大級の蛍で、光の色は黄色。地上1mほどの高さで飛び回ります。 - モクレンホタル
モクレンの花に集まる習性があります。光の色は黄色で、地上30センチほどの高さで飛び回ります。 - ウスタビホタル
樹液を吸う習性があります。光の色は黄色で、地上20センチほどの高さで飛び回ります。
代表的な3匹の他にも光る蛍はいるので、どんな光り方をするのか、代表的な3匹とは違いはあるのか調べてみるのもいいかもしれませんね!
蛍鑑賞の楽しみ方
初めに、蛍鑑賞のマナーについて説明します。
蛍は夏の風物詩のひとつですが、美しく優しい光の絶景を見せてくれる反面、とても繊細な生き物です。
綺麗な光の絶景を楽しむためにも、守って欲しい鑑賞時のマナーがあります。
光を発しない
蛍の光は求愛行動と言われています。
そのため、とても光に敏感です。
懐中電灯の灯りや車のヘッドライト、スマホの明かりやカメラのストロボなどあらゆる光が求愛の妨げとなり、鑑賞を楽しめなくなってしまいます。
また、蛍は動物が感知しにくいと言われている赤い光にも敏感なため、注意しましょう。
2.大きな音を立てない
蛍は光だけでなく、音にも敏感です。
鑑賞する時は近くに人がいなくても大きな声で話したり騒音を立てないように気をつけましょう。
3.捕まえない
蛍の寿命はおおよそ1~2週間と言われています。
美しく光る蛍は魅力的ですが、捕獲して持ち帰ると蛍は子孫を残せなくなってしまいます。
私たちの後の世代にも蛍の光を楽しんでもらうために、そっと生息している場所で見守っていきましょう。
4.環境に配慮を
光を発光して飛んでいるのはオスの蛍です。
メスの蛍は近くの葉の上などでじっと止まっています。
鑑賞スポット付近には立ち入り禁止の区域はもちろん、草村などにも立ち入らない方が良いでしょう。また、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
5.譲り合って鑑賞を
幻想的な蛍の光をこれからも見続けられるように、鑑賞する時は他の方に迷惑にならないよう鑑賞場所を譲り合ったりして細心の注意をはらって静かに見守りましょう。
ホタル鑑賞体験談
昨年の6月中旬に、友達とシャンティリゾートという貸切キャンプ場へキャンプをしに行きました。
とにかく景色が良くて空気も澄んでいて気持ちの良いキャンプ場でした。
夕方、日が落ちはじめると幻想的な光を放つホタルが続々と現れました。
静かな夜空に響く川のせせらぎと、ホタルが織りなす美しい景色に感動しました。
翌朝、キャンプ場を後にする時には名残惜しさを感じ、また美しい光の景色を見に来たいなと思いました。
このキャンプ場でのホタル鑑賞はとても思い出深く、わたしの心に残っています。
忘れられない体験になりました。
またこのキャンプ場へホタル鑑賞をしに来たいです。
まとめ
いかがでしたか?
ホタル鑑賞を毎年しに行くという方もとても多くいると思いますが、ホタルの種類がどのくらいいるかとか特徴などは知らなかった人もいるのではないでしょうか?
ホタル鑑賞は、心身のリフレッシュにも十分に最適な方法です。
ホタルが見れる時期は年に1度、期間も限られています。
ぜひ、ホタルが美しい時期に鑑賞を楽しんでみては?
キャンプでの蛍鑑賞で心も身体もリフレッシュしよう!
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