キャンプ場での睡眠は、自然と一つになれる特別な体験ですよね!
ですが、環境の変化や不慣れさから
「中々眠れなくて次の日が辛かった」という方もいるのではないでしょうか?
眠れない原因をしっかり把握し、適切な準備と工夫を行うことで、キャンプ場でもぐっすり眠ることができます。
この記事では、キャンプでの睡眠を妨げる原因と、質の高い睡眠を得るための4つの秘策を紹介します。
快適なキャンプライフを満喫するため、ぜひ参考にしてください。
キャンプで眠れない原因
そもそもキャンプで眠れない原因は何だと思いますか?
音・光・温度等、キャンプでの睡眠を妨げる原因は様々なものがあるんです。
ここでは、代表的なものを3つご紹介します。
テントの立地が悪い
テントの設置場所が傾斜している・石がゴロゴロしていたり根っこがある場合は、呼吸や寝返りがしにくくなり、寝心地が悪くなります。
また、騒音の多い場所や明るい場所に設営した場合も睡眠の質に悪影響を及ぼします。
周囲の音が気になってしまう
普段の住み慣れた家とは違い、キャンプは自然に囲まれた特別な場所ですよね。
木々のさざめきや川のせせらぎ・虫の鳴き声等、普段は中々聞けない様々な音が聞こえてきます。
この音が心地よいと感じられれば良いですが、音が気になって中々眠れないという方も多いです。
暑すぎて寝られない
日本でのキャンプのハイシーズンは「夏」と言われています。
つまり、夏にキャンプを行うことが多いということですが、近年はかなりの猛暑ですよね。
平地と比べれば気温は低いものの、場所によっては、最低気温が25度以上の熱帯夜となるキャンプ場もあります。
そういった場所では、しっかり対策を行わないと寝苦しい夜を過すことになるでしょう。
快適な睡眠を得るための4つの対策とは何か❓️
キャンプで眠れない代表的な原因をご紹介しましたが、どういった対策をすればよいのでしょうか?
具体的な対策方法4つについて紹介していきます。
1️⃣平らな場所を選ぶ
安定した寝床を確保するために、平らな場所にテントを設営しましょう。
地面に凹凸があると、寝る時に体に当たって気になってしまいますよね。
地面が傾いている場合、体の向きによっては頭に血が上ってしまうことも。
また、大きな木の下は実は避けたほうが良いです。
大きな木は日よけ効果もありますが、雨粒がしたたり落ちて来たり、虫が落ちてきたりと、キャンプに慣れてない方にとって不快な点がいくつもあるからです。
したがって、なるべく平らな所でかつ頭上に木がない場所を選びましょう。
2️⃣キャンプマットを使う
「寝る時はテントと寝袋さえあれば十分でしょ」と思っている方もいるのではないでしょうか。
実はそれだと、地面の硬さで体が痛くなったり、地熱の影響を受けて暑苦しくて寝られない、といった事態になりかねません。
そこで登場するのが「キャンプマット」です。
キャンプマットは地面の凸凹を吸収してくれるため、背中や腰が痛くなるのを防ぎ、地面から伝わる熱や冷気もカットするため断熱&保温効果もあります。
重視するポイントによって、おすすめの種類が変わってくるので、以下の表を参考にして、自分にあったタイプのキャンプマットを選びましょう!
種類 | インフレーターマット | エアーマット | クローズドセルマット |
寝心地 | 弾力性と反発性を備えていて、寝心地が良い | 反発力が強すぎたり、弱すぎたりする | 生地が薄い |
価格 | 高い(相場:1万円〜) | 手頃(相場:3〜5千円) | 手頃(相場:3千円〜) |
収納 | サイズが大きいため、収納スペースの確保が必要 | コンパクトで家や車の収納スペースをとらない。 | 横長でかさばりやすいため、工夫して収納する必要がある |
耐久性 | パンクの可能性あり | パンクの可能性あり | パンクしない |
重さ | 重い(2,000〜5,000g) | 重い(800〜2,500g) | 軽い(300g程度) |
その他 | 空気を入れる手間がある |
3️⃣防音グッズを使う
人の声や車の音等、人工的な音であれば、人の少ない所にテントを設置することで騒音対策になります。
但し、川の音や虫・動物の鳴き声はどうしようもないですよね。
そんな時は以下の防音グッズを使ってみましょう!
耳栓
安くて手軽に対策するなら耳栓です。
特に、スポンジ素材で圧迫感が少なく、長時間使用できるフォームタイプがおすすめです!
快眠ドーム
被って眠る快眠ドームというものがあります。周囲の音を軽減できるだけでなく、遮光もできるため一石二鳥のグッズですね!
4️⃣標高の高いキャンプ場にする
寝苦しい夜を回避するためには、涼しい所を選ぶのが一番です。
一般的に、標高が100メートル高くなるごとに気温は約0.6度下がるといわれています。
標高1,000メートルのキャンプ場であれば、8月での最低気温は18〜20度程度になります。
暑いのが苦手な方は、標高が1,000m以上のキャンプ場を選ぶようにしましょう!
注意点
標高が高ければ高いほど、夜はかなり冷えるため、上着や暖かい寝袋等の防寒対策も忘れずに!
神経質な自分でも大自然の中で快眠できた話【岐阜 郡上】20代男性
僕は超がつくほどの神経質な人間です。
日頃のストレスを癒しにキャンプへよく行くのですが、虫や動物の鳴き声・ちょっとした光等が気になって中々寝付けません。更に、普段と寝心地が違うのもあってかいつも睡眠不足でした。
キャンプ自体は大好きなので、どうにかして眠れないかと色々方法を調べてみることに…
まずは寝心地を良くしようと思い、インフレーターマットを敷くようにしました。
更に、耳栓と快眠ドームを使って音と光をシャットアウトしてみました。
すると、いつも気になっていた音や光が気にならなくなり、体が吸い込まれるようなフカフカのマットで熟睡することができました。
キャンプでの睡眠で悩まれている方は、是非道具の見直しや場所を変えてみる等、ちょっとした工夫をしてみることをおすすめします!
まとめ
いかがでしたか?
キャンプで眠れない要因は、周囲の音や光・温度等、環境の変化によるものが多くありましたね。
そうした要因を解消する方法として、次の4つを紹介しました。
⭐️平らな場所を選ぶ
⭐️キャンプマットを使う
⭐️防音グッズを使う
⭐️標高の高い(1000m以上)キャンプ場を選ぶ
これらのポイントを押さえ、ちょっとした工夫をすることで、キャンプ場でもぐっすり眠ることができます!
是非自分にあう寝具ややり方を探してみて、キャンプ場で最高の睡眠を体感しましょう!