キャンプで洗い物をラクにするテクニック

キャンプのお楽しみの1つとして、キャンプ飯がありますよね。外で食べるご飯は格別です。しかし、それに伴いついてくるのが洗い物。おいしいキャンプ飯は食べたいけど、洗い物は避けたい!という方も多いのではないでしょうか。洗い物は工夫次第でラクに済ませることが出来ます。

ここでは、キャンプで洗い物をする時に気をつけるべきことや、洗い物をラクにする工夫、便利グッズなどをご紹介していきます。

目次

洗い物で気をつけるべきマナー

まずはマナーから。キャンプ場では、洗い物をする時にいろんな注意点があります。

自然がいっぱいのキャンプ場。とにかく環境をできるだけ汚さないことが、1番気をつけるべき点です。

キャンプ場では共同の洗い場を使うことが多いので、使う人みんなが気持ちよく使えるよう、ルールはしっかり守るよう心がけましょう。

①合成洗剤をなるべく使用しない

キャンプ場は自然がいっぱいです。環境汚染しないよう、使う洗剤にも配慮が必要です。

環境にやさしいのは、エコ洗剤です。エコ洗剤とは、人や環境に配慮して作られた洗剤です。例えば、石油系のものが使われていなかったり、化学合成物質が使われていなかったり。とにかく環境に優しい洗剤です。

キャンプ場によっては、もともと合成洗剤使用禁止のところもあるので事前に確認しておくと良いですね。

また、キャンプ場は家庭とは異なり、浄化槽や排水設備が整っていないところもあります。洗い物で使用した水がそのまま川や海に流れていってしまう施設もあるので、常に水を出来るだけ汚さない心持ちで洗い物が出来ると良いですね。

②洗い物はできるだけ減らす

エコ洗剤を使用することも大事ですが、そもそも使用する洗剤や水の量を減らすことも環境への配慮に繋がります。

そのためには、洗い物の汚れを水を使わず、できるだけ落としたり洗い物自体を減らす工夫が必要です。

汚れをキッチンペーパーやウェットティッシュで拭いたり、スクレーバーで汚れを落としたり。お皿はワンプレートにするなど、工夫次第で洗い物は減らすことが出来ます。

③つけ置きで洗い場を占領しない

つけ置きしておくことで、汚れが落ちやすくなります。家庭ではよくやっている、という方も多いかもしれません。

キャンプ場では共同の洗い場が多く、数も限られています。そこでつけ置きのために長時間洗い物を放置してしまうと、洗い場を使いたい人が使えなくなってしまいます。

また、野外だと汚れが残ったまま外に放置しておくと、虫が寄ってきてしまう可能性もあります。

洗い場を多くの人が使えるように、虫が寄ってこないように、洗い場でつけ置きをするのはやめましょう。

④ゴミは必ず持ち帰る

洗い場は来た時よりもキレイに!がキャンパーとしての心得です。洗い物を終えたら、必ずシンクを掃除しましょう。

掃除をせず、洗い場に生ゴミを放置してしまうと、虫が来たり排水がつまってしまう可能性があります。次の人が気持ちよく使えるよう、洗い場はキレイな状態に保つことを心掛けましょう。

洗い物をラクにするコツ

①シートで汚れを拭き取る

洗い物の大敵は、油汚れやコゲですよね。

これらを予めウェットティッシュやキッチンペーパーで拭き取っておくと、洗う時に汚れが少なくラクになります。スクレーバーで汚れを削り取っておくのも良いですね。

また、排水に汚れが流れていくことは少なくなので、環境にも優しくなります。キャンプ場では汚れを拭き取るだけにして、家にそのまま持ち帰り自宅で洗うという方法も1つですね。

②ラップを活用する

お皿にラップを敷いておくなどして、お皿を始めから汚さないようにすることも、洗い物をラクにするコツです。

③下処理を済ませておく

食材を切っておいたり、調味料を合わせておいたり、下味をつけておいたり、家で出来るだけ下処理を済ませておくことで洗い物は減らせます。

切った食材は袋やジップロックを使うなど、保存方法も工夫することで洗い物をさらに少なくすることが出来ます。

包丁やまな板を使う必要がなくなるよう工夫するだけでも、洗い物のラクさは大きく変わりますよね。また、予め食材を切っておくことで調理も簡単にスムーズに出来るので、一石二鳥です♪

④使い捨ての食器を使う

紙皿や紙コップなど、使い捨てのお皿を使うことで洗い物を減らすことが出来ます。今は可愛くておしゃれな紙皿も売っているので、デザインを楽しむのもいいですよね。

ただゴミは増えてしまうので、増えすぎてしまわないよう注意が必要です。

洗い物をラクにしてくれるグッズ

ここまで、洗い物を減らすコツを紹介してきました。ここからは、洗い物をラクにするのをお助けしてくれるグッズをいくつかご紹介します。

①シンク

マナーのところで、洗い場でのつけ置はNGとお伝えしました。でも、直火で料理していると鍋に焦げがついてしまったり、しつこい汚れがついてしまうので、つけ置きすることが出来たら良いですよね。

そんな時に便利なのが、シンクです。洗い場でのつけ置きはNGだけれど、自分のエリアでのつけ置きは可能です。

バケツや桶など、水が溜まり食器がいくつか入りそうなものであれば何でもOKです。

最近では、アウトドア食器洗い専用の折りたたみ式シンクも発売されています。

折りたたみ式であれば嵩張らず、場所をとらないので便利ですね。さらに、ステンレス製でそのまま加熱が可能なものも発売されています。

お湯の方が汚れは落ちやすいので、シンクごとお湯を沸かし、そこにお皿をつけておくことが出来るのが時短に繋がり良いですね。

②洗い用ジャグ

自分のキャンプエリアから洗い場が遠いこともあります。その際は、お皿を水につけておきたくても水を運ぶのが大変ですよね。

そんな時に活躍するのが、ジャグです。

ジャグが1つあれば、お皿洗いにはもちろん、手を洗ったり、料理に使ったりと便利です。

③物干しネット

食器を洗ったら、次は乾かす場所が必要ですよね。そんな時に便利なのが、物干しネットです。

物干しネットであれば、テントやタープに吊るして乾かすことができ、素早く乾くので便利です。

④ゴム手袋

定番ですが、冷たい水から手を守ってくれるゴム手袋は必須です。

冷たい水を触るのがイヤだ!という方や、手が荒れやすいという方は用意しておくと良いですね。

⑤チェーンメイルスクラビングパッド

ダッチオーブンやスキレッドなどの直火で調理するものは、汚れがなかなか落ちません。

普通のスポンジでは取れない汚れには、LODGEのチェーンメイルスクラビングパッドがおすすめです。

金だわしやスチールたわしでも良いのですが、どうしても鍋に傷が付きやすいです。

チェーンメイルスクラビングパッドは、シリコン製のパッドにステンレス製の丸い輪がいくつかついています。

汚れはゴシゴシ落とせる反面、傷がつきにくいという特徴があるのでおすすめです。

いろいろ試してみて、自分なりのコゲ落としグッズが見つかるといいですね。

まとめ

いかがでしたか?

少しの工夫で洗い物はラクに済ませることが出来ます。

洗い物で使う時間が少なくなれば、その分キャンプで楽しめる時間が増えます。

なんなら、洗い物お気に入りグッズを見つけて、洗い物を楽しんでしまうのも1つですね♪

洗い物もラクに楽しんで、より快適なアウトドアライフを!

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