キャンプも以前と比べると、ブームは落ち着きましたが、それでもまだまだ根強い人気はありますね!メディアでも特集でとりあげられたり、山や、海、川原など、大人数でキャンプをしているのを見かけたりします。
大人数でのキャンプは、みんなでご飯を作ったり、食べたり、飲んだりワイワイしゃべりながらするので、ソロキャンプとはまた一味違った楽しみ方があります!
そこで今回、大人数で行うキャンプのメリットや料理グッズ、簡単で美味しい絶品レシピ、体験談などを紹介していきます♪
大人数で食べるメリット
大人数で食べるメリットは、たくさんあります。主なメリットを見ていきましょう。
豪快だから食事が旨い!
大自然の中で食べる食事は、空気も美味しく、環境が美景なので、食事も格別に美味しく感じられます。
調理場も野外なので、火力や油汚れも気にせずダイナミックに調理することができます。
ダイナミックに作っているところを見ているだけでも食欲がそそられ、盛り上がりそうですね。
また大人数なので大量の食材を一気に作ることで食材の美味しさを引き出すことができ、豪快な絶品料理を作ることができます。
親しくなりやすい
初対面の方と話す時、話しかけずらかったり、話しても気まずくなったりしたことはありませんか?
大自然の中だと心が解放的になり、普段よりも参加メンバー達と話しやすくなります。
またテント設営や食事作りなど、共同で作業をすることが多いので、自然とコミュニケーションも増え、親しみやすくなります。
また大人数だと有益な情報を聞くこともできます。
大人数キャンプは、いいことずくめなので、少しお酒を飲んで、みんなの輪に入ってみませんか?
1人当たりの食材費が浮く
キャンプでごはんを食べる時は、せっかくなのでちょっと良いお肉を買ったり贅沢したくなりますよね。食費は結構な金額がかかってしまいます。
ソロキャンプだと1人で払わなくてはいけませんが、大人数でのキャンプだと食材の単価が安くなり、1人当たりの食材費が浮きます。
予算の節約にもなる大人数でのキャンプは、みんなの負担が減り、料理もたくさん作ることができます。
大人数のキャンプ飯で使うグッズ
大人数のキャンプ飯を作るとき、料理グッズも大事になってきます。
ソロキャンプとは違い大量に作るので、サイズも大きいものが必要になります。
大人数ならではのキャンプ飯もあるため、必要な道具を知っておきましょう!
バーベキューコンロ
大人数でのキャンプ飯といえば、もちろんバーベキューですね!大人数でのキャンプでは定番ですが、バーベキューで必要不可欠な道具がバーベキューコンロです。
お肉や野菜を焼くだけなのに、とても盛り上がり、楽しいキャンプ飯を味わうことができます!
ダッチオーブン
ダッチオーブンは、鋳鉄製の鍋で、焼く、煮る、炒める、蒸すなど色々な料理に使える便利な料理器具になります。
また、炭火を蓋の上に置くことでオーブンの役割も果たすことができ、とても万能な料理器具です。
ダッチオーブンは容量も大きく、キャンプ飯をたくさん作ることができるので、大人数でのキャンプでは必要になってきます。
保温性も高いため、肌寒い夜には温かい状態でキャンプ飯を保ってくれる優れものです!
スキレット
キャンプ飯を作る時によく使われるのが、スキレットです。鋳鉄製のフライパンで、保温性も高く均等に食材に熱を加えてくれます。
大人数のキャンプ飯を作る時には、大きいサイズのスキレットが必要になります。
1度に多くの食材を料理することができ、時間の節約にもなります。
大量の食材を炒めたりする時には、均等に熱を加えるスキレットがキャンプ飯を美味しく仕上げてくれます!
トライポット
トライポットは、ダッチオーブンなどの料理器具を吊るし、焚き火の上で料理をすることができます。
長時間煮込むキャンプ飯やお肉、魚などのじっくり火を通していく時などにあるととても便利です。
チェーンの長さを調整することができるため、焚き火の火力を変えなくても火加減を調整することができます。
見た目もよくなり、キャンプ飯の雰囲気もよく演出してくれます。
マルチグリドル
キャンプといえば、今話題の鉄板マルチグリドル!
マルチグリドルは、お皿とフライパンの機能が1つになっているので、別のお皿を用意し盛り付ける必要がありません。
表面にイノーブルコーティングという特殊加工が施してあるので、油を使わずに料理ができ、焦げつかず、高い熱伝導率で食材のうまみを極限まで引き出してくれます。
深さもあるので焼くことだけでなく、煮る、揚げることもでき、とても万能な道具です。
お手入れもシーズニング不要でとても簡単です。
子どもがいて忙しいキャンパーや、面倒をかけずに料理を楽しみたいキャンパーなどには、とてもオススメになります。
大人数で盛り上がるレシピ
①塊肉でサイコロステーキ
分厚い肉の塊をレアで焼いて切るだけの豪快で簡単料理。サイコロ型に切ることで取り分けがしやすく、取り分けた後に各自でお好みの焼き加減に調節することができます。
【材料】
- 牛肉(肩ロース、ランプなど) 500g
- オリーブオイル 適量
- 塩胡椒 適量
- ガーリックチップ 適量
【手順】
1.牛肉を常温に戻し、オリーブオイルで全体をコーティングしてから塩胡椒を強めにふる
2.強火で全面に焼き色をつける
3.アルミホイルで二重に包み30分ほど休ませた後サイコロ型に切り分け、ガーリックチップを振りかける
②手で食べたいスペアリブ
手づかみで、かぶりつきたくなるスペアリブです。
お肉を柔らかく&美味しくするお酒、玉ねぎ、はちみつ入りです♪
【材料】4人分
- 豚骨付きスペアリブ 8本(約800g)
- (バーベキューソース)
- しょうゆ 1/2カップ
- オリーブオイル 大さじ2
- 酒 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- 玉ねぎ(すりおろし) 大さじ2
- ニンニク(すりおろし) 2かけ
- 生姜(すりおろし) 1かけ
- コショウ 少々
【手順】
1.ビニール袋にバーベキューソースを入れ、フォークで穴を開けたスペアリブを入れて、軽く揉み、1時間以上漬け込む。前日に仕込んでも◎。
2.遠火でじっくり焼く。
焦げやすいので注意する
③ケバブ風スパイシーチキン
暑い日にオススメ!
【材料】8串分
- 鶏もも 1キロ
- おろしにんにく 小さじ2
- チリパウダー 小さじ2
- 粉末パプリカ 小さじ2
- クミン 小さじ2
- 塩胡椒 適量
- レモン 2個
【手順】
1.カットした鶏もも肉に塩胡椒、にんにく、チリパウダー、粉末パプリカ、クミンを満遍なくかける
2.30㎝位の串に刺していく。
3.焦げないように回しながら、中火でじっくり焼いて火を通す。食べる時はお好みでレモンをかけて頂く。
④カマンベールチーズのアヒージョ
とろーりチーズが美味しいアヒージョ!
【材料】
- カマンベールチーズ 1個
- ミニトマト 10個
- マッシュルーム 3個
- ブロッコリー 半株
- ソーセージ 3本
- にんにく3片
- 唐辛子 1本
- オリーブオイル 70cc
- 塩胡椒 適量
【手順】
1.スキレットの中央に十字に切り込みを入れたカマンベールチーズを置く
2.チーズの周りにミニトマトやカットしたブロッコリー、ソーセージ、マッシュルームを並べる。
3.スキレットにオリーブオイルをチーズの高さまで注いで、みじん切りしたにんにく、輪切りにした唐辛子を入れ火にかける。塩胡椒で味付けする。
フランスパンにつけて食べても◎
⑤ペッパーランチ
美味しくて写真映えするペッパーランチ♪
【材料】1人前
- ご飯 200g
- 牛小間切れ肉 100g
- コーン 適量
- 刻みネギ 適量
- バター 10g
- 焼き肉のタレ 適量
- 黒胡椒 適量
【つくり方】
1.薄く油を塗ったシェラカップにご飯を盛り、スキレット、または、マルチグリドルの真ん中にご飯を盛る。
2.そのご飯の周りに牛肉を囲む
3.上からコーンとネギを散らす。
4.その上にバターをのせる。
5.火をつけて、牛肉に軽く火が通ってきたら、焼き肉タレと黒胡椒をかける
6.よく混ぜて出来上がり♪
楽しむためのポイント
事前に好きな物や苦手な物を聞いておく
人数が多くなれば、好き嫌いが必ず出てきます。みんなで楽しくキャンプ飯を食べるには、事前に好きな食べ物や苦手な食べ物を聞いておく必要があります。
聞くことによって、どのようなキャンプ飯を作るのか決めやすくなり、みんながキャンプ飯を美味しく食べることができます。
前日に料理を仕込んでおく
キャンプ飯は、仕込みなど完成までに時間がかかるものがあります。せっかくみんなでキャンプ飯を楽しむのであれば、凝った料理も作りたいと思いますよね。
食材をカットしたり、調味料を混ぜ合わせたりするなど事前に準備しておくと、味も染み、時短にもなり、キャンプ飯を楽しむことができます!
完成までに時間のかかるものは、みんなで協力して事前に終わらせておきましょう!
メンバーの情報を知っておく
初対面の方とラクに話はできますか?
キャンプは、大自然に触れ、心が解放的になり、人とコミュニケーションが生まれやすい環境ではありますが、中には初対面で話すのが苦手な方もいるかと思います。
ある程度キャンプに来るメンバーさんの情報は、把握していた方が話も弾みやすくなります!
特に共通の話題を見つけると話しやすく、相手も親しみを持って接してくれるでしょう。
体験談
主人の友達家族とうちの家族でキャンプをすることになりました。
初め、キャンプの話を聞いた時、人見知りな私は、大人数の中みんなと仲良く関われるだろうか、とても不安でした。
できればやりたくないなぁと思いましたが、主人の顔を立てるためにも、仕方なく子供たちと参加しました。
キャンプ場に着いて、良いロケーションにびっくりしました。新緑がとてもきれいで空気もヒンヤリして気持ちよかったです。
同学年の子供達は、すぐに打ち解けて虫取りをしたり、鬼ごっこをしたりして遊んでいました。
私も主人の友達の奥さんと一緒に野菜をカットしました。「これでいいよね?」など相談しながらカット出来たので、話しやすかったです。
男性陣が豪快に焼いたお肉はとても絶品でした。
景色もきれいでお肉も美味しく頂き、野外なので心が解放的になり、ついついお酒もすすみ、会話も楽しめました♪
想像した以上に、話しやすい人達ばかりでした。
設営や料理、片付けなどは、大人数なので誰かが子供達を見てくれていたので、スムーズにできました。
また、普段慌しく過ごし、日常に追われているので、キャンプ場に来て、とてもリラックスできました。
主人の友達家族とも家族ぐるみで仲良くなれ、今回キャンプに参加して本当によかったです。
まとめ
このように大人数でキャンプをするメリットや料理器具、美味しいキャンプ飯などを紹介してきましたがどうでしたか?
ソロキャンプもいいのですが、大人数のキャンプの醍醐味もたくさんありますね。
早く参加してみたい気持ちになったのではないでしょうか。
大自然の中では、みな自然と笑顔になります。
みんなでワイワイしゃべりながら食べる料理は格別です。
大人数キャンプなので、人に助けてもらったり、人に振る舞ったりする機会も多く、笑顔がたくさんみられます。
キャンプに参加することで、参加者達は、同じ体験ができ、コミュニケーションもたくさん取れるので、今後の付き合いがより深いものになってくるでしょう。