定期的に寝袋をお手入れして快適なキャンプナイトライフを!!

キャンプでの快眠をサポートしてくれる「寝袋」

使えばそれなりに汗や汚れ、においなども気になってくるのではないでしょうか?

1シーズンに1度は洗濯しなきゃいけないの?

寝袋のお手入れはどうしたらいいんだろう?

そんな疑問を持っている方もいるかと思います。

確かに何度も使い込んでくれば洗濯をしなければならなくなると思いますが、どのくらいの頻度でお手入れ、洗濯すれば良いのでしょうか?

目次

寝袋を洗濯する目安は?

寝袋を洗濯する目安としては30泊から50泊ほど使用したら1度という目安があります。

これに当てはめて考えると、1年に3回1泊程度しかキャンプをしない人なら10年以上洗濯しなくてもOKという事になります。

このくらいのペースでキャンプを楽しむ人の中には寝袋を洗濯しないという人もたくさんいます。

でもこれは、日頃のお手入れをきちんとしていればこその事。

使っても何もせずでは、カビや匂いの元になってしまうのはもちろん、寝袋本来の性能が劣化して早く使えなくなってしまいます。

では、どのようにメンテナンスをしていけば良いのでしょうか?

誰でも簡単に出来るメンテナンス方法をご紹介していきます!

1.干してから収納しよう!

人は、寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言われています。

特に、暑い夏の夜にはその何倍もの汗をかくそう。

そんな大量に汗をかいた寝袋を何もせずそのまま収納してしまうとカビや臭いの原因になってしまいます。

キャンプ撤収時、寝袋を収納する前に必ず干すようにしましょう。

湿気をちゃんと取り除く事が出来れば寝袋を長持ちさせる事が出来ます。

キャンプで寝た翌日が晴れていたら、起きてすぐ干せば良いですね!

寝袋を干す時にハンモックやコットがあると簡単に干すことが出来ます。

なければテーブルや車のドアにかけて干すのも良いでしょう。

2.表面が汚れていたら部分洗い

寝袋の表面が汚れてしまったら、ぬるま湯で湿らせたタオルなどで拭き取りましょう。

汚れがひどい場合は洗濯用の中性洗剤をつけてスポンジや歯ブラシなどで部分洗いをすれば落とすことが出来ます。

洗い終わったら乾いたタオルなどでしっかりと水分を吸い取り陰干しをして乾燥させましょう。

3.臭いや汚れが気になったらクリーニング店へ

ひどい汚れが付いてしまったり、臭いが耐えられない、購入当時よりふっくら感が減ったなどそういった場合は寝袋の洗濯が必要です。

自宅でも洗濯は可能ですが、専用洗剤が必要だったり、湯船で押し洗いをしたり、乾燥に何日もかかったりと作業が大変。

1人分ならそれほど手間にもなりませんが、家族4人分だと1日作業になってしまいます。

それに、高価な寝袋ほど自分で洗濯して失敗したらショックですよね。

それでも、自分で洗濯したい!という方は手洗い、洗濯機でも洗うことは可能です。

ただし洗濯前に必ず「洗濯表示」を確認してください。

製品によって洗い方が異なるので洗う前にチェックを忘れないようにしましょう。

ふんわり感を取り戻す、基本の洗濯方法

寝袋を洗濯する時の基本の方法を紹介します。

使用する洗剤が化繊とダウンでは異なるので注意が必要です。

中綿が化繊の場合=家庭用の中性洗剤

中綿がダウンの場合=ダウン専用の洗剤

洗い方の手順

1. 寝袋は全てのジッパー、ベルクロ部分を閉めドローコードは緩めておきます。

2. 浴槽や大きなタライなどにぬるま湯をはり、中性洗剤、またはダウン専用洗剤を溶かします。

3. 寝袋内の空気を抜いてからぬるま湯に沈めて、手や足で優しく押し洗いをしていきます。

4. 湯が汚れで濁ってきたら浴槽から湯を抜き、また湯をはり再度押し洗いをします。これを湯が濁らなくなるまで繰り返します。

5. すすぎが終わったら寝袋を押して水分を抜き、さらにバスタオルに挟んで押して水分を吸い取ります。中綿が傷むので絞るのはしないようにする。

6. 脱水が終わったら、コットや網戸など平らなものの上に形を整えて広げ、数日間から1週間ほど中綿が完全に乾くまで陰干しします。

燥中は時々手で叩くように中綿を解して偏りを解消しましょう。

7. 完全に乾燥したら撥水スプレーを吹きかければ終了です。

洗濯機って使ったらダメなの?

寝袋の中には洗濯機使用OKのものもあります。

使用している寝袋の製品表示やメーカーのサイトなどで確認してみましょう。

最近は「洗濯機で丸洗いOK」をウリにした寝袋も販売されています。

ダウンの寝袋は乾燥機にかけても大丈夫なものが多く、乾燥機にかける場合は30℃以下の低温で7分間までにしておきましょう。

化繊の場合は中綿が劣化するおそれがあるので、乾燥機の使用はしないようにしましょう。

寝袋の保管方法について

シーズンオフに寝袋を洗濯して、来シーズンまで保管したい時にいつも使っている収納袋のままだと中綿が圧縮されてロフト(かさ高)が低下してしまいます。

購入した時に付いている袋は持ち運び用として使用するものなので、その袋に入れて保管すると湿気がこもったり中綿が潰れたりするため保管には向いていません。

それを防ぐために通気性の良い大きめの袋に入れ替え、中綿を圧縮しないように保管するのが良いです。

コットンやメッシュ素材でできている大型の「ストレージバッグ」に入れると湿気を逃してくれるし、圧縮も緩和されてボリューム感がキープされます。

大型のストレージバッグがなければ、大きめの洗濯ネットに入れて保管するのも良いでしょう。

保管場所は温度が低く、風通しの良い場所にしましょう。

長期間使用しない場合は、半年ごとの晴れた日に広げて湿気を飛ばすようにしましょう。

まとめ

キャンプでの快適な睡眠は綺麗な寝袋があってこそですよね!

キャンプで使用する寝袋は温かく、コンパクトになりメリットが多いですが、快適性の効果を持続するにはやはりメンテナンスが必要です。

キャンプでの就寝時、寝袋がメンテナンス不足で快適に眠れなかった・・・なんて事にならない為にも、日頃の保管から洗濯までしっかりケアをしてあげてください。

楽しい思い出は残して、汚れは残さないようにしっかり落としてあげて快適なキャンプナイトライフを!!

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