突然ですが、皆さん「ホットサンド」というものをご存知でしょうか?
パンにお好みの具材を挟んで焼くだけの、手軽で熱々サクサクを楽しめる美味しいサンドイッチのことです。
ホットサンドを作る専用の調理器具を「ホットサンドメーカー」と言います。
以前はホットサンドといえば、キャンプというアウトドアのイメージがありましたが、今はキャンプだけでなく、普段の朝ごはんや小腹が空いた時のおやつなどにも活躍するアイテムとなっています。
今回は、ホットサンドメーカーのベストな焼き時間と、焼く時の注意点、ホットサンドの人気レシピ、ホットサンド以外の活用法なども紹介したいと思います。
これであなたもキャンプやお家時間を楽しめること間違いなしです‼️
ホットサンドメーカーの主な種類
ホットサンドメーカーには、直火式と電気式の2種類があります。
電気式は焼き具合が安定しているため、火力の調節が不要であり、火を使わないので、子供さんと一緒にホットサンド作りを楽しむことができます。
一方、直火式は屋外で使用しやすいのが魅力です。
ミニフライパンとしても使用できるので、目玉焼きやウィンナーなどを焼くのにもとても便利です。お弁当づくりで活用、キャンプで使いたい方は直火式がおすすめです。
また、家庭用としても使用したい場合は、IH対応の製品がおすすめです。
直火、電気でのメリット・デメリット
では、直火、電気ではどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
直火のメリット
- 電源が必要ない
- コンパクトで持ち運びやすい
- 家でも屋外でも使える
- パンに具をたっぷり挟んでプレスできる
- パンの耳ごと焼けるタイプが多い
- 丸ごと洗えて手入れがしやすく、清潔である
- 上下外すとミニフライパンとしても使用できる
- 場所をとらず収納しやすい
直火のデメリット
- コンロが必要
- 焼きムラができやすい
- 火力調整が必要
- 焼いている間、目が離せない
電気式のメリット
- コンロがない場所でも調理できる
- 焼いている間に他の作業ができる
- プレートが交換できるものもあり、ホットサンド以 外にワッフルや焼きおにぎりなどバリエーションが広がる
- 火を使わないので、子供さんと一緒にホットサンド作りを楽しむことができる
- 電源を入れればすぐに温まるので、時短調理が可能
- 直火式と違い焼きむらが出にくい
電気式のデメリット
- パンに挟む具が多いと、ホットサンドメーカーが閉じない場合がある
- 電源コードが必要である
- プレートが取り外せるものと、外せないものがあり外せないものは、洗う事ができない
- 直火と比べて場所をとったり、パーツが多い分収納にも手間がかかる
ホットサンドメーカー直火、電気での焼き時間
せっかく作るなら、焦がさずにこんがり見栄えよく焼きたいですよね。
ホットサンドメーカーは、直火、電気、プレートの素材によって焼く時間がそれぞれ異なります。
メーカーや火力によっても多少変わってくるとは思いますが、一般的な時間について紹介したいと思います。
直火式ホットサンドメーカー
直火式ホットサンドメーカーの場合、火加減と時間のバランスが重要になってきます。
20秒程でも油断すると思ったより焦げてしまう事があります。
特にアルミ製の場合は、熱伝導が良いため、強い火力で加熱するとすぐに焦げてしまうので注意⚠️が必要です。
また、IHとガスどちらにも対応していれば問題ないのですが、対応していない熱源を使うと変形や異臭などのトラブルにつながる恐れがありますので注意が必要です。
焼き時間ですが、一般的には
弱火〜弱中火で片面1分半〜2分
ただ、直火式の場合は火の強さにより焦げやすいのでまずは弱火〜弱中火で1分加熱してみましょう‼️
そして、一度焼き目を確認して焼き足りないようなら15〜30秒追加してみましょう
良い焼き具合になったら、ひっくり返し先程と同様に焼いてみましょう。
焼きすぎかな?と思ったら、2回目以降は一回目より短い秒数にしましょう。
ここでワンポイント☝️
焼く時は、上下をひっくり返したり、円を描くように火に当てると、まんべんなく焼き目を付けられます。
また、内面に薄く油やバターを塗ると焦げ付きにくいです。
電気式ホットサンドメーカー
フタをして約5分で焼き上がります。
電源を入れればすぐに温まりますので、忙しい朝の時短調理が可能です。
IH対応のホットサンドメーカーも焼き時間は両面で4~5分ほど。
電気式ホットサンドメーカーは、電気でプレートを温めて焼くので、焼きムラがでにくいです。
また、電気式ホットサンドメーカーは大きく分けると2種類のタイプがあります。
タイプ1:プラグを差し込んだだけで電源が入る
タイプ2:タイマーやサーモスタットが内蔵されているもの
⭐️好みの焼き加減を選んだり、目を離して他の作業がしたい方は、タイマー式おすすめします。
焼きすぎ防止の安全装置も付いているとよりいいでしょう。
王道のホットサンド人気メニュー‼️
ホットサンドの人気メニューを紹介します!
⭐️ベーコンと卵のホットサンド
程よい塩気の効いたベーコンが卵と良く合います。
フライパンで炒めると香ばしくより美味しく仕上がります。
時間のない時は電子レンジでチンしてもOKです。急いでいる朝食にもおすすめです。
またレタスを加えると彩りも良くなり、野菜のシャキッと感も加わりよりGOODです👍
⭐️ハムとチーズのホットサンド
定番中の定番といえばハムとチーズのホットサンド。
サクッとしたパンにチーズがとろけハムに絡んだ最高の組み合わせ。
ハムの代わりにウインナーでも美味しくできます。
少しチーズを多めに挟むとトロリとした濃厚なホットサンドが楽しめます。
シンプルですが、とても美味しく飽きのこない味です。キャンプや朝食にピッタリです。
⭐️ツナマヨホットサンド
ツナマヨっておにぎりにもパンにも相性がよく、子どもから大人まで人気の組み合わせですよね。
もちろんホットサンドにしてもおいしく食べることができます。
お好みで玉ねぎを加えてもGOODです。
ところで、家で作るツナマヨとコンビニのツナマヨって少し味が違いませんか?
騙されたと思って隠し味にトマトケチャップを少し入れてみてください。
トマトケチャップの酸味でツナのくさみが消え旨みがアップします♪
⭐️エビとアボカドとチーズのホットサンド
プリプリのえびとクリーミーなアボカドがマヨネーズとの相性抜群!
スライスチーズを加えれば、塩気も加わり贅沢なホットサンドになります。
ブロッコリーを加えれば、栄養バランスもGOOD。
お好みでレモン汁やブラックペッパーを加えてもOK
💕ホットサンド人気メニュー~スイーツ編~💕
スイーツのホットサンドもあるんです!
メニューをいくつか紹介します!
⭐️プリンとりんごのホットサンド
プリンを使った贅沢ホットサンドです。
食パンにマスカルポーネを塗り、薄くスライスしたりんごとプリンを挟んでカリッと焼くとまさにアップルパイのよう。最高なスイーツに‼️
プリンはカスタードと同じ材料を使っているためカスタードクリームを代用することができます。
また、リンゴをバナナに変えてもGOOD!
ここでワンポイント☝️
焼く際にパンを押しすぎるとプリンが潰れやすいので、軽く押し当てるくらいがきれいな仕上がりになるコツです。
お好みでシナモンをふりかけてもおいしくいただけます。
また、マスカルポーネチーズをクリームチーズで代用してもOK です。
⭐️餡子とフルーツのホットサンド
和スイーツがお好みのあなたへ
甘〜いけれどイチゴの酸味がさっぱり美味しいホットサンドです♪
食パンにバターを塗り、餡子をのせます。
さらにいちごやバナナをのせパンで挟みます。
お好みで練乳をプラスしても美味しくいただけます。
ホットサンド以外のレシピ
ホットサンドメーカーはホットサンド以外にも活用出来るんです!
ホットサンドメーカーを活用したレシピを紹介します!
⭐️肉まんホットサンド
きつね色になった焼き目はサクサクと食感がよく、密封して焼いたことで肉まんらしい生地のもちもち感や具のジューシーさはそのままです。
調理は簡単で、キャンプでもお家でも手軽に楽しむことができます。
ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
お好みで餃子のタレをつけて食べるのもオススメです。
⭐️プライドさつまいも
実はホットサンドメーカーは、ホットサンドだけでなくなんと少量の揚げ物にも便利なんです‼️
鉄板を綴じ合わせた形状なので蒸し焼き状態になり、少量の油でも短時間でカリッと揚がるんです。
油も飛び散らないので後片付けも簡単‼️(電気式ではなくコンロ式の場合、油が漏れないように手早くひっくり返しましょう)
お弁当のおかずや付け合せのフライドポテトを揚げるのにうってつけです。
特にオススメなのが、フライドさつまいもです。
スティック状にカットして水にさらしたさつまいもを、バターと一緒にホットサンドメーカーではさみ、両面に香ばしい焼き色がつくまで中火で焼けばできあがり‼️
バター(有塩タイプか、無塩の場合は塩をひとつまみ足す)で揚げ焼きしたさつまいもは、表面はカリッと、中はホックホク!
このまま食べてもおいしいですが、バニラアイス&はちみつをのせればたちまち極上スイーツに大変身。
あまり甘くない「ハズレ」の芋でもグッとおいしくなるので、ぜひ一度試してみてください。
ホットサンドメーカーを長持ちさせるために
せっかく買ったホットサンドメーカーは、少しでも長く良い状態で使いたいですよね。
ホットサンドメーカーの手入れの仕方について紹介したいと思います。
〈直火式ホットサンドメーカー〉
使用後は、十分に冷まして洗剤をつけて洗い、水分をふき取りましょう。
ホットサンドを作ったばかりで、本体が熱いのに冷たい水をかけてしまうと、コーティングが剥がれたり、変形する恐れがあるので注意が必要です。
また、十分に汚れがとれてない状態で保存するとコーティングの劣化が早まったり、凸凹が生じたりします。
汚れは早めに落とさないととこびりつくため、できるだけ早く洗うようにしましょう。
〈電気式ホットサンドメーカー〉
取り外せるプレートは直火式のものと同様に、基本的には食器用洗剤を付けてスポンジ等で洗い、水気を拭き取ればOKです。
取り外せないプレートについては、温かいうちに水を含ませよく絞った柔らかい布や、水をしみ込ませたキッチンペーパーを使って拭き取りましょう。
なかなか汚れが落ちない場合は、油を引いて加熱すると浮き上がってくるのでこすり落としましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はホットサンドメーカーについて、焼き時間からレシピ、お手入れの方法などを紹介しました。
ホットサンドメーカーは色々な活用方法がありましたね。
キャンプやお家でホットサンドメーカーライフを楽しんでみて下さい。