夏のような陽気に澄み渡った青空!
新緑の芽吹きや綺麗な花々を楽しむことができる今こそキャンプにぴったりの季節です!
でも、暖かくなってきたということは、それだけ虫も増えてくるということ…
虫が苦手でキャンプを敬遠してしまう方もいるのではないでしょうか?
実は虫対策をきちんと行えば、虫を気にせず快適なキャンプを楽しめるんです!
このブログでは、初心者でも簡単にできる虫の対策方法を紹介します!
キャンプ場に多い虫は?
キャンプ場には虫が多いイメージがありますよね。
よく出現する虫の特徴を理解しておくことで、効果的な虫対策をすることができます。
まずは出現頻度の高い5種類の虫について見ていきましょう。
虫の種類 | 生態 | 人への害 |
蚊 | ・川辺や水たまりがある場所で多く見られる ・人が発する汗や、温度を感知して寄ってくる ・黒などの濃い色に寄ってくる | ・蚊に刺されるとかゆみが出る ・蚊に刺されることで感染症のリスクがある(例:日本脳炎、デング熱) |
ブヨ | ・ハエの仲間 ・ノコギリ状の口を使い、皮膚を咬み切って出血させ、血をエサとする | ・刺された傷口から入る唾液によって、腫れやかゆみが生じる ・完治まで1〜2週間かかることがある ・酷い腫れ、ズキズキとした痛み、水膨れ、倦怠感、微熱が発症するケースもある |
蜂 | ・低地から低山地に生息している ・繁殖期である7~10月に攻撃性が増す ・肉、魚、アルコール、甘い飲料の臭いに寄ってくる | ・2回同じ種類の蜂に刺されるとアナフィラキシーショック症状を起こす |
アブ | ・ハエの仲間 ・川・沼・水田などの湿地に生息する ・6月〜9月に被害が増える ・卵巣の発育を目的に吸血するため、しつこく追いかけてくる | ・刺された患部が腫れ、痛みや痒みが生じる ・完治まで2〜3週間かかる場合もある |
ムカデ | ・温度が18℃以上になる6〜8月ごろに活発に活動する節足動物 ・暗くて湿気の多い場所を好む | ・噛まれると患部が腫れ上がり、嘔吐や頭痛、吐き気、めまいを発症する |
虫の生態を知れたところで、次は虫除け対策について見ていきます。
これで安心‼️キャンプ虫除け対策5選
キャンプにおいて虫除け対策は必須です。万が一虫に刺されてしまった場合、腫れや痛みが発症し、キャンプを楽しめなくなってしまいます。ここで紹介する5つの虫対策を徹底し、快適なキャンプライフにしましょう。
1️⃣虫除けグッズを使用する
虫除け対策と聞いて最初に思い浮かぶのが、虫除けスプレーなどの虫除けグッズの使用ではないでしょうか。
虫に対してピンポイントで殺虫・防虫効果を発揮するため、虫除けグッズの持参は欠かせません。
予定しているキャンプ場に多く生息している虫に合った種類を選ぶとよいでしょう。
2️⃣ランタンを離れた位置に設置する
虫は明るい場所に集まるという習性を活かした虫除け対策方法です。
生活拠点となるテントから離れた位置に、おとりとしてランタンを設置します。そうすることで、虫はランタンの近くに集まり、テント周辺は虫に煩わされることなく過ごせます。
また、光に集まることで知られる虫が好むのは紫外線です。そのため、テント周辺を照らす灯りには蛍光灯ランタンではなく、紫外線を含まないLEDランタンを使用するのがよいでしょう。
3️⃣服装は長袖・長ズボンにする
素肌を露出していると、虫に刺されるリスクが高まります。
そのため、キャンプであっても長袖・長ズボンを着用するのがおすすめです。
暑すぎるという方は、上着として長袖・長ズボンを持参し、必要なときに重ね着するという方法もあります。できるだけ通気性の良い素材を選ぶのもポイントです。
また、黒色の服装はブヨやハチが反応してくるため、避けましょう。
4️⃣虫が少ないキャンプ場を選ぶ
虫が好む環境が揃ったキャンプ場には、勿論ですが虫は多いです。
そのため、キャンプ場選びの段階で、虫が出にくいキャンプ場の中から選ぶ方法があります。
一般的に虫は、気温が高い環境を好むので、標高の高いキャンプ場を選ぶことで、虫に悩まされることは少なくなります。
キャンプ場の口コミやレビューを見ると、虫が多いか少ないかやどんな虫が発生するかといった情報が書かれているので、事前にチェックしておきましょう。
5️⃣ゴミ袋を長時間放置しない
生ゴミから出る腐敗臭や水気には、虫が集まりやすいです。長時間放置していると、近隣のキャンパーの迷惑にもなりかねません。
そのため、キャンプで出たゴミは長時間放置せずに、決められた場所に早めに捨てましょう。
また、ゴミ袋を置いておく場合は、封を縛りテントから離れた位置に置いておくのが望ましいです。
虫除け対策に必要なアイテム4選
虫除け対策方法を5つ紹介しましたが、実際具体的に何を準備すれば良いのでしょうか?
次は、虫除け対策で準備しておきたいもの4つについて解説していきたいと思います。
蚊取り線香
蚊取り線香は、キャンプの虫対策に必須です。キャンプ中は蚊が発生しやすいため、蚊取り線香の煙で近寄らせないようにしましょう。
蚊取り線香は1つだけではなく、2つ以上設置することで虫除けの効果を高められます。
蚊取り線香ホルダーを使うとさまざまな場所に設置できて、持ち歩きもできるのでおすすめです。キャンプが終わった後は、蚊取り線香から出る灰を片付けて持ち帰りましょう。
虫除けスプレー
虫よけスプレーをつけることで、腕や足などを虫から守りやすくなります。肌を露出している部分にかけることで、虫除けの効果を高められます。
とくに夏場は汗で虫よけスプレーが流れやすくなるため、こまめにつけ直すとよいでしょう。
また、肌に直接塗るタイプのもの以外に服にかけるタイプのものもあるため、どちらも用意しておくと安心できます。
虫刺され用の薬
完全に虫に刺されないことは難しいため、虫刺され用の薬を用意しておきましょう。
虫に刺された場合、消毒した後に自分に合う軟膏を塗布することで傷口の治癒を行います。
かゆみを抑える消炎作用効果の高い軟膏を塗るとよいでしょう。
また、患部の炎症を抑えるステロイド系の薬を塗った後はかかないように注意が必要です。
ランタン
LED以外のランタンの明かりには、虫が集まりやすくなります。
オイル式ランタンでは、虫よけ効果のあるシトロネラ入りのオイルを選ぶことで虫よけ効果が期待できます。
また、殺虫効果のあるモスキーキラーランタンを使うと、虫退治にも有効になるためおすすめです。
虫に悩まない快適なキャンプ体験談 【岐阜 郡上】
20代 男性
先日、友人4人とキャンプに行ってきました。
場所を決めるにあたって、虫がとにかく嫌いな私は「虫が少ない所を探すぞ!」と決意し、キャンプ場を調べまくりました。
すると、標高が高く虫も少ないという郡上の貸し切りキャンプ場が見つかったので、そこを選びました。
キャンプ場に着くと、大自然に囲まれた非日常的な世界が広がっているのに、街中より涼しく虫も少なめなことに驚きました。
そして、虫除けスプレーやランタンを使った虫除け対策を行ったことで、虫に悩まされず、快適にキャンプを楽しむことができました。
仲間たちとBBQや花火を楽しんだり、満点の星空を見ながら語り合うことができ、今でも忘れられない思い出の一つです。来年は友人と真夏のキャンプに挑戦したいと思います。
もう虫に悩まない!キャンプの虫除け対策5選|岐阜郡上キャンプ場
虫対策・虫に悩まない|ラクキャンブログ|グランピング|岐阜郡上キャンプ場シャンティリゾート
まとめ
いかがでしたか?虫の多さで敬遠しがちなキャンプですが、場所選びや対策をしっかり行うことで快適に楽しむことができます。
大自然の中での仲間との食事や水遊び・満点の星空等、日常では味わえない体験を通して、最高の思い出を作りませんか?