冬キャンプにスコップは必須!あると便利な5種類のスコップ

冬キャンプでは、テント設営時やかまくらづくりなどで雪を掘り起こす際にスコップは必需品ですよね。

あるととっても便利で色んなシーンで活躍するスコップ!ここではそんなスコップの使い方や選び方を学び必要に応じて活用しながら冬キャンプを楽しみましょう!

目次

そもそも冬キャンプとは

キャンプは夏のイメージが強いと思います。
「冬にキャンプなんて・・・」という人もいるでしょう。
冬にキャンプは無縁と思われがちですが近年のキャンプブームで1年を通してキャンプを楽しむ人が増えて来ました。


冬キャンプはとても人気があり、冬にしか味わえないメリットもあります。

  • 冬の澄んだ空に星がとてもきれいに見えます。
  • 夏キャンプよりも空いています
  • 虫が少ないです
  • 温かい料理が3倍増しで美味しく感じます。
  • 焚き火の炎が、より一層ありがたく打感じます

このように、冬キャンプには多くのメリットがあります。
そしてその環境づくりに一役買うのが「スコップ」です。

冬キャンプを楽しむための必須アイテム、スコップの魅力を紹介していきます。
これを知っていれば色んな場面で役に立ちますよ!

冬キャンプでスコップを使う場面

実際に冬キャンプではどのようなシーンでスコップを使用するでしょうか?

どんな場面で使用するか3つのパターンから見て行きましょう。

キャンプ場だけでなく、雪道でも使用するシーンがあると思うので、そこも知っておきたいですよね。

①雪かき

雪中キャンプには雪かきは絶対な作業で特にテント設営時は必須です。しないと床冷えするため、必ずやりましょう。テントの上や周りに振り積もった雪の除雪や車の駐車スペース確保などにもスコップを使います。

②テント設営時の圧雪、解体ペグ掘り出し

雪中のテント設営は雪の地盤をなだらかにするため、踏み固めておこなう地盤作りをしないと始まりません。地盤のでこぼこをならして、ペタペタとたたいて圧雪する作業にスコップは必要になります。

また、スノーペグを埋める作業や翌朝雪の中でガチガチに凍り付いたスノーペグを掘り出したりする作業でもスコップは欠かせません。

③雪道が氷ってたり雪深い時の緊急対応

キャンプ場に車で向かう場合やキャンプ場から帰宅するとき、路面が雪深かったり、氷ついてスリップし動けなくなることもあります。もし路面が氷ついて車が動けなくなってしまった場合はスコップで削り、車がスムーズに動くようにしましょう。

冬キャンプ用スコップの選び方

キャンプ場でもスコップを貸し出ししている所はありますが、自分にあったものや使う時の用途にも、使い勝手の良い物をしっかり選び冬キャンプに欠かせないアイテムとして持っておきたいですよね。

そこで、冬キャンプ用のスコップを選ぶ時のポイントなどをまとめてみましたので参考にしてみてください。

①素材を決める

用途に合わせて素材を選びましょう。

アルミやスチール、プラスチックという素材が主流となっています。

用途に合わせて素材は何で出来ていて、どんな衝撃に強いのかなどしっかり確認した上で購入するようにしたいですね。

ポリカーボネート

耐衝撃性に優れた樹脂素材で他のプラスチックよりも衝撃に強く、壊れにくいのが魅力。さらに、耐候性が高く劣化しにくいという特徴があります。

軽量で使いやすく、力仕事に自信がない人にもおすすめです。

カラーバリエーションも豊富にあるので、白い雪の中でも目立ちやすく自分好みの色を選べるのも魅力です。

アルミ

耐久性に優れ、持ち運びにも便利です。錆にも強く、雪を掻き出すのにもぴったりです。

比較的扱いやすいですが、凍ってたり、固くなったところを剥がそうとすると、変形したり、折れ曲がったりしてしまうので要注意です。

スチール

圧雪や凍った雪を取り除く時に便利です。

アルミよりも丈夫に出来ており、切り出しもしやすく氷も素早く割ることが出来ます。

テコの原理で雪を剥がそうとしても変形しにくく、強度と耐久性があるのが特徴です。

降雪量が多い地域での除雪作業に向いています。

.プラスチック

プラスチックは非常に軽量性に優れています。バックパックやカバンに入れやすく、どこにでも簡単に持ち運ぶ事ができます。その一方で、スチールとアルミと比較すると強度が無く、硬い物にあたるとひびが入ったり割れたりするため扱う際には気を付けましょう。

②軽さを重視する

積もった雪は非常に重いです。積もった雪を集めて移動させる雪かきは実は大変な重労働で、雪かきスコップが重すぎると余計に作業しづらく身体にも負担がかかってしまいます。雪かきスコップを選ぶ際は重さについても事前に検討しておくのがおすすめです。

雪をかいたり、凍った雪を砕いたりと力のいる仕事をするので、重いと腕や腰に負担がかかる場合もあります。負担の少ない軽量な物を選ぶと良いでしょう。

軽量タイプだと、必要に応じてサッと取り出しやすいのもメリットです。

緊急な場合でもあると便利でしょう。

③耐久性を確認する

雪中キャンプは雪がカチカチに凍る場合もあるので丈夫で壊れにくい素材を使いたいですよね。そういった点がスコップ選びの大きなポイントになります。素材やどれくらいの衝撃に耐えるのかなど、しっかり確認して購入するようにしたいですね。

④サイズの確認

雪かき用のスコップは収納スペースも視野に入れて選ぶと良いでしょう。

雪が多く降る地域では必要な時にすぐ使えるよう、玄関先に置いておきたいものですが、サイズが大きいと邪魔になってしまいますよね。

持ち運びやすさも重視するなら、折りたたみ式のスコップなどもおすすめです。

折りたたみ式なら収納にもさほど困ることはないでしょう。

⑤先端の形状

雪の状態に対応出来るよう、最適なものを揃えておくと便利です。凍った雪を掘る作業なら剣型がおすすめです。

先が剣のように尖っているので固くても掘っても砕いても強力です。

持っていればいざと言う時にも役立つので心強いでしょう。

冬キャンプ用スコップの種類

雪はね

雪かき用スコップの中で手軽に使えるのが「雪はね」。

ポリエチレンやポリカーボネートなどの素材で作られているので軽く扱いやすいのが特徴です。車の上に積もった雪を落としたり、やわらかい雪をかいたりするのに適しています。

雪はねの難点は、素材的に他のタイプと比べると耐久性に劣ること。固くなった雪を無理に剥がしたり、一度に多くの雪を乗せたりすると皿が割れてしまうこともあるので注意しておきましょう。

スノースコップ

「スノースコップ」とは、持ち手が短く皿の部分が大きく作られている雪かきスコップのこと。雪かきスコップのなかでも比較的コンパクトで、収納スペースをとらないのが魅力です。

先端部が尖っているので路面が凍った時にも宝重するでしょう。

スノースコップのデメリットは、柄が短いので広範囲の雪かきには不向きなこと。狭い範囲の雪をすばやく取り除くのに適しており、大雪が降る地域より、降雪量の少ない地域の方が使用に適しています。

スノープッシャー

「スノープッシャー」とは、たくさんの雪を一気に雪を押し出せるスコップのことです。
雪を持ち上げる必要がなく、雪をそのまま押すように除雪できるのが特徴です。
効率よく雪を集められるため、積雪量の多い地域に適しています。

スノープッシャーの難点は、雪を押し出す力には強い反面、雪の重みには弱いため、雪を皿に載せたまま持ち上げると、雪の重さで柄が曲がってしまったり、折れてしまったりすることがあります。雪を別の場所に移動するときは、別の雪かきスコップを使うようにしましょう。

角スコップ・剣先スコップ

「角スコップ」とは、皿が四角い形をした雪かきスコップのこと。
地面の上に積もった雪をすくい取りやすく、一度に多くの雪をかけます。
掘り進む力は弱いですが、耐久性には優れていて広範囲に広がった雪を取り除くのに適したタイプです。

「剣先スコップ」は、皿の先が尖った雪かきスコップのこと。
スコップの先を地面にしっかり差し込んで使うため、深く掘り進められるのが特徴です。
凍結した雪や高く降り積もった雪をかくのにも最適です。

スノーダンプ

雪かきスコップの中でも、最も多くの雪をかき出せるのが「スノーダンプ」です。
バケット部分が大きく雪をすくえる面が広いので、一度に大量の雪を運べるのが特徴です。
加えて、地面の上を滑らせて雪を運ぶので、重たい雪を持ち上げる必要がなく、楽に使用出来るのがメリットです。

まとめ

雪かきスコップの選び方のポイントをいくつかご紹介しました。
雪かきスコップとひとくくりに言っても、さっと雪をどかすのに便利な雪はねや大量の雪を移動させるのに便利なスノーダンプなどさまざまな種類があります。
さらに素材も金属製にプラスチック製などがあるため、用途や使う人の力の強さなども考慮して適したものを選ぶことが大切です。
車載用にも最適な折りたたみ式や収納バッグ付きなどさまざまな選択肢がありますので、ぜひ本記事も参考にしながら使いやすい雪かきスコップを見つけてください。

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