大自然の中でのんびり過ごし、非日常を味わうことができるキャンプ。興味はあるけど、テント泊の場合は旅館やホテルのようにお風呂はないし汗をかいた不快のまま眠り朝を迎えるのは嫌だと抵抗を持っていませんか?
そしてキャンプをする人は、皆お風呂はどうしてるんだろうと疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
今回は、キャンプ場や周辺に入浴施設がないときのお風呂の済ませ方をご紹介します。
事前にしっかりと準備をして、対策をとることで入浴ができなくても、体もさっぱり爽快に気持ちよく翌朝を迎えることができますよ。
体をサッパリさせる4つの対処法
1️⃣ボディシートで全身を拭く
体をすっきりさせるには、ボディーシートで全身を拭くのがおすすめです。
ボディーシートで拭くだけでも不快感は軽減され、快適に眠ることができるでしょう。
ボディーシートは、キャンプに行く途中のコンビニなどでも買えるので、直前で調達することも可能です。
ボディシートと言っても今はいろいろな種類やサイズがあります。自分にあったボディシートを選ぶポイントを紹介します。
ボディシートを選ぶポイント
ポイント①水分が適量に含まれている
たっぷりと液が含まれているボディシートはさらさら感を得られず、汗のべたつきが拭き取れているのか、わからない状態になります。
反対に液が少ないと、1枚のシートでは全身のべたつきを拭き取れません。汗のべたつきをしっかり拭き取り、すぐにさらさら感を得たい人はほどよく液が含まれているシートを選びましょう。
ポイント② 大判タイプで柔らかい素材
全身をまるごと拭きたい人は、大判サイズで柔らかい素材のシートを選ぶといいです。大きいサイズのシートであれば全身の汗を1枚で拭き取れるので便利です。まずは商品のパッケージを見て、大判サイズと記載されているかチェックしましょう。
また、素材選びも重要です。商品によっては、ごわごわしている素材のものがあるので、柔らかい質感で肌触りがよいものがおすすめです。
ポイント③清涼感やサラサラ感があるもの
清涼感や爽快感を得たい人は、パッケージに「極冷え」「氷冷」などの記載があるかをチェックしましょう。
また、いやな汗のベタつきを抑えたいなら、パウダー配合タイプがおすすめです。
パウダーが汗や皮脂を吸着し、さらさらの肌に整えます。使用後の汗やベタつきを抑える効果もあるので、汗をかく前の予防にも効果的です。汗っかきの方やジメジメした時期にオススメです。
ワンポイントアドバイス☝️
ボディシートがないときは、湿らせたタオルでも代用することができます。単に水で湿らせるよりも、お湯に浸けたほうがすっきり感は増します。
また、清涼感を重視する人は、仕上げにハッカ油入りのスプレーを服や体に吹きかけるのもおすすめです。虫よけ効果も期待できますよ。ただし、ハッカ油の原液そのものを肌に直に塗ると肌トラブルを起こす可能性もあるので注意しましょう。
ポイント④香りなしまたは、ふんわりと香るもの
ボディシートには香りなしのもの・ほんのり香るもの・しっかり香るものなど、さまざまな香りのタイプがあります。
中でも香りなしのものが男女問わず人気です。
ツンとくるようなニオイがなくほぼ無臭で、シーンを選ばずに使うことができます。
⭐️爽やかな香りや落ち着く香りを求めている人
ほんのりと香る石けん系・アロマ系がオススメ
⭐️しっかりと香るものがほしい人
ミント系や柑橘系がオススメ
〈体の拭き方〉
拭き方の基本は、身体の外側から身体の中心である心臓に向かって拭いていきます。 そうして拭くことで血液循環を促すことができます。
血液循環が良くなると、エネルギー産生が促進され、活力が増し、疲労回復が早くなります。また、老廃物の排出効率も良くなります。
具体的には、腕であれば手首から肩にかけて、足であれば足先から足の付け根に向かって拭いていきます。
お腹は、おへそを中心にして大腸の走行に沿って円を描くよう(のの字)に拭きます。これは腸の蠕動運動を促す効果があります。
2️⃣ 清拭料泡タイプで全身を拭く
お湯に浸し絞ったタオルに泡をのせ、体を拭き取るだけでお肌を清潔に保てるボディ清拭剤です。
お肌の乾燥を防ぎうるおいを与えてくれる植物保湿成分と、フラボノイド含有植物成分が配合されています。キャンプだけでなく、災害時や介護などでも利用されています。
ボディソープのようにお湯に溶かしたり洗い流したりする必要がないため、少しでもキャンプでの手間を軽減したいと考える方におすすめです。
代表的な商品
⭐️ハビナース 泡でさっぱりからだふき
⭐️オオサキメディカル プラスハート 清拭料
⭐️オレンジケア 泡で手軽な清拭料
3️⃣ドライシャンプーをする
ドライシャンプーは、水やお湯を使わずに髪や頭皮の汚れ・汗・皮脂・臭いを取り除ける素晴らしいアイテムです。
ドライシャンプーにはスプレータイプ、ミストタイプ、ジェルタイプ、ムースタイプ、シートタイプ、パウダータイプの6種類があります。
自分のニーズにあったタイプを選ぶ為に
それぞれのタイプの特徴をご紹介します。
是非参考にしてください。
スプレータイプ
皮脂吸着:◎
洗浄力:△
スタイリング効果:◎
タオルドライ:不要
おすすめの使用シーン
⭐️汗や皮脂でベタつくとき
ミストタイプ
皮脂吸着:◯
洗浄力:△
スタイリング効果:◯
タオルドライ:不要
おすすめの使用シーン
⭐️すっきりしたいとき
⭐️香りを残したいとき
ジェルタイプ
皮脂吸着:◯
洗浄力:◯
スタイリング効果:×
タオルドライ:不要だがしてもよい
おすすめの使用シーン
⭐️すっきりしたいとき
⭐️洗髪できない日に
ムースタイプ
皮脂吸着:◯
洗浄力:◎
スタイリング効果:×
タオルドライ:必要
おすすめの使用シーン
⭐️シャンプー気分を味わいたいとき
⭐️洗髪できない日に
シートタイプ
皮脂吸着:◯
洗浄力:◯
スタイリング効果:◯
タオルドライ:不要
おすすめの使用シーン
⭐️髪の汚れを取りたいとき
⭐️荷物を軽くしたいとき
パウダータイプ
皮脂吸着:◎
洗浄力:△
スタイリング効果:◯
タオルドライ:不要(ブラッシング必要)
おすすめの使用シーン
⭐️汗や皮脂でベタつくとき
4️⃣足湯をする
バケツにお湯をためるだけで簡単にできるので、お風呂に入れないときは足湯をするのもおススメです。
服を着たまま手軽にできる点も、おすすめポイントの一つです。
足を温めると血行がよくなり、疲労回復効果があるといわれています。
ハーブ🌿などを入れて香りを楽しみ、リラックスするのもいいですね
バケツを持っていくのが荷物に感じる人は、折りたたみタイプを持っていくとよいでしょう。
体ケア時の注意点
体のケアを行うタイミングは、たき火やBBQ、テント設営が終わった後がおすすめです。
たき火やテント設営の前に済ませても、においがついてしまったり汗をかいたりするため、せっかくケアをしてもまた元通りになってしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
キャンプ場にお風呂が併設されていたり、
近くに温泉あれば別ですが、そうでない場合はお風呂に入ることはできません。
キャンプはしたいけど、お風呂に入れないのは気持ちが悪いし耐えられないと諦めてしまうのはもったいないです。
キャンプには、普段の日常では味わうことができない魅力がたくさんあります。
お風呂に入れなくても、対策をとればお風呂と同じようにさっぱり、爽快感を感じることができる方法があります。
是非、今回ご紹介した方法を参考に自分にあったお風呂対策を探して、キャンプを楽しんでみたらいかがでしょうか❗️