週末はみんなでキャンプに行きたいけど、お金かかるイメージがあって…
そう思っているあなた、実は私もそうでした!
インスタで見かけるおしゃれなキャンプギア、憧れますよね。でも、テントや寝袋、調理器具、ランタン…
揃えようとすると、想像をはるかに超える金額になることも。
せっかくのキャンプ、お金をかけずに、みんなでワイワイ楽しみたい!
そこで今回は、初心者でもお金をかけずにキャンプを楽しむための方法についてご紹介します。
キャンプにかかる費用
キャンプって何となくお金がかかるイメージがありますが、具体的にどんなものがかかるのか?どれくらいの金額になるのか?
意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
まずはどんな費用があるのかを見ていきましょう。
イニシャルコスト
キャンプをするためには基本的にまとまったイニシャルコストが必要になります。
なぜなら自然の中で過ごすためには色々と道具が必要になるからです。
テントや寝袋などのキャンプ用品を買い揃えたり、屋外で過ごすための衣服を手に入れたりする必要があります。
auコマース&ライフ株式会社の「キャンプ実施者意識調査」によれば、キャンプを始めるために掛かる初期投資額の平均は78,362円だそうです。
ランニングコスト
キャンプ1回あたりに必要な費用は、ファミリーキャンプであれば1~2万円程度が相場となります。
1回あたりにかかる費用の内訳は以下のとおり。
- キャンプ場の利用料(3千~1万円程度)
- キャンプ場までの交通費(ガソリン代:片道2,000〜5,000円程度)
- 食費(1人1日2,000〜3,000円程度
- 消耗品費(薪:1,000円程度 ガス缶:500円程度)
イニシャルコストとランニングコストを合わせると、金額は10万円近くになります。
金額を見て特に「イニシャルコストが特に高い!」と感じた方が多いのではないでしょうか?
自然の中で過ごす以上、テントや寝袋など、色々な道具を揃える必要があるため、どうしてもお金がかかってしまうのです。
ここまでを読んで「自分達の予算じゃキャンプは難しいし辞めておこう…」と諦めているそこのあなた!
安心してください!実は、これらの費用を賢く抑える方法があるんです。
キャンプ費用の節約術4選
以下のちょっとした工夫だけでも、キャンプ費用を節約することができます。
1️⃣道具はレンタルする
最近では、キャンプ用品のレンタルサービスが充実しています。必要な道具だけを借りれば、購入するよりも費用を抑えられますよ。
例えば、こちらのスノーピークのテントは4万円超えと、買うのには少し勇気がいるお値段です。
しかし、キャンプレンタルショップのhinataレンタルでは、同じテントが1泊2日で7,900円(税込)と4分の1以下でレンタルすることができます!
キャンプも体験しつつ、高額な道具を格安で扱うことができるので、道具を揃える際の参考にすることができます。
また、使用後のメンテナンスをしなくて良いところも嬉しい所ですね。
2️⃣食材は持ち込み
現地で食材を買うことは、節約の観点からは次のようなリスクを孕んでいます。
・現地での買い物は量の調節が難しい
・道の駅での買い物は高くつく可能性が高い
例えば、現地のスーパーに行ってみると欲しい肉が大容量パックでしか売っていなかった、食べたいものを全部買おうとすると必要以上の量を買わざるをえず、出費がかさんでしまった、というケースは割と起こります。
キャンプ場によっては、食材の持ち込みが可能です。スーパーで買い出しをして、みんなで協力して料理を作れば、外食よりも安く済ませられます。
例えば、外食でBBQをする場合、1人5,000円程度かかることもありますが、スーパーで食材を買い込んで自分で作る場合は、1人1,000〜2,000円程度で済むことがあります。
また、皆で一緒にスーパーで食材を買いに行くことで、当日へのワクワク感がより高まりますよ♪
3️⃣交通費は節約
交通費を押さえることはキャンプの費用を押さえる上で大切なポイントです。
交通費の中でも高速料金を低く押さえることで、キャンプに要する費用を大幅に削減することが可能です。
自宅からなるべく近くのキャンプ場に行くことで高速道路を利用しないことや、高速道路を利用する場合であっても往路と復路のどちらかだけ高速道路を利用する等工夫すると、交通費を押さえることができます。
高速道路を使用する際は必ずETCを活用しましょう!また、複数人で行く場合は、一つの車で乗り合わせて行くのも良いでしょう。
4️⃣薪にかかる費用を節約
薪にかかる費用もばかにならない出費です。
しかしながら、花火やBBQ・焚き火等、キャンプの醍醐味を味わうには、薪の入手を怠るわけにはいきません。
薪を無料あるいは格安で入手する方法には次のようなものがあります。
【無料で入手する方法】
・自治体に問い合わせる
・樹木を扱う業者に問い合わせる
・薪無料のキャンプ場へ行く
【格安で入手する方法】
・農産物直売所で購入する
自治体に問い合わせる
公共工事の過程で伐採した樹木を無料配布していることがあります。
・土木課
・河川組合
・国土交通省
これらの組織に問い合わせてみたり、「薪 無料配布」などのキーワードと掛け合わせて検索することで、無料の薪が手に入る可能性があります。
樹木を扱う業者に問い合わせる
・近所の造園屋さん
・庭師さん
・シルバー人材センター
・製材所
・森林の持ち主
これらの人たちも、経費をかけて樹木を処理する必要があるので、無料で薪を譲ってくれるケースもあります(「ジモティ」などの地域型掲示板で薪の引き取り手を募集していることも)。
Win-Winの関係が築けるように、問い合わせる際には礼儀とマナーを忘れないようにしましょう。
薪無料のキャンプ場へ行く
キャンプ場の中には無料の薪が設置されているところや、場内の倒木を自由に使っていいところもあります。そういったキャンプ場を探して行くことで薪代を節約することができます。
しかし、逆にキャンプ場内の木を薪として使う事を禁止しているキャンプ場もあるので注意しましょう。
農産物直売所で購入する
地方の農産物直売所では、ホームセンターと比べて薪を格安で売っていることもあります。キャンプ場に向かう途中で、近くの農産物直売所を調べて行ってみるのもいいかもしれません。
以外と知らなかった!という節約術もあったのではないでしょうか?
このように、工夫次第でキャンプにかかる費用はグッと抑えることができるんです♪
まとめ
いかがでしたか?
道具をレンタルしたり、食材を持ち込んだり、工夫次第で費用を抑えることができます。
ですが、ここまで読まれた方の中には、
キャンプにかかる費用を削ったら、楽しめないんじゃないの?
不便なキャンプになるんじゃないの?
そう感じた方もいるかもしれません。
キャンプは、お金をかければかけるほど楽しめるものですが、決して高価な道具が必須ではありません。
大切なのは、自然の中で過ごす時間と、仲間との楽しい思い出です。
道具にお金をかけるよりも、仲間とのコミュニケーションを大切にすることで、キャンプの満足度は格段に高まります
みんなで協力してテントを設営したり、焚き火を囲んで語り合ったり、美味しい料理をシェアしたり…
そんな普段できないような貴重な体験をみんなで共有できるのが、キャンプの一番の魅力です!
今回の記事を参考に、賢く費用を抑えた楽しいキャンプを計画してみてくださいね!